私たちのこと
暮らしの途中にある、よりどころ。

〈本と珈琲はねとき〉は、本屋とカフェがくっついたお店です。
本屋としては、社会福祉やメンタルヘルスに関する書籍を中心に扱います。
カフェとしては、マメにこだわったコーヒーや、手作りのお惣菜を提供します。
息抜きにコーヒーを飲んだり、お友達をお話をする場になったり、本を探したり読んだり、食卓のおかずを一品増やすためにお惣菜を持ち帰ったり。
そんなふうに、ホッと一息つきたいときや困りごとがあるときのよりどころとして気軽に利用してもらえたらいいなと思っています。

〈本と珈琲はねとき〉は、〈就労継続支援B型事業所スキップ〉が運営するお店です。
就労継続支援B型事業所とは、人生のあるときに困りごとを抱えた人が、無理のないペースで他者と一緒に過ごしたり、仕事に取り組んだりする場所のこと。
このお店では、おいしいコーヒーの淹れ方を試行錯誤しながら自家焙煎にも挑戦したり、お惣菜をつくって販売しながら、一人でもお料理ができるように練習したりしていきます。
事業所の利用者さんとスタッフがお互いに支え合いながら、お客様の日々に寄り添う本屋とカフェを運営していけたらと思っています。
お店で得た利益はすべて利用者さんのお給料になり、お客様一人ひとりのお買い物が、わたしたちの暮らしの支えになります。
福祉の専門家がいつでもいる場所でもあるので、日々の生活や福祉制度のお悩みがあるときもお気軽にお寄りください。
〈本と珈琲 はねとき〉にいる人とこの場所のこと

わたしたちは日々この場所で働き、暮らしています。
ここにはスタッフと利用者さんがいますが、スタッフが一方的に困りごとのある方をサポートしているわけではなく、それぞれに困りごとを抱えるわたしたちが、歩幅を合わせながら共に生きています。
作業の手を動かしたり、休んだり、困りごとがあったときにここで出会った友だちと話したり、本を休んで心を休めたり。
朝ここにきて「おはよう」と言い合い、1日が終わって「おつかれさま」と帰路につくとき。
みんなが「ここにいていいんだな」と安心して思える場所です。
就労継続支援B型事業所スキップについてはこちら
〈本と珈琲 はねとき〉に込めた思い

カモメが羽を広げてゆうゆうと空を飛んでいる風景をイメージしてみてください。
その姿は、本を開いたときの形をよく似ていると思います。
そうした飛躍から、「はねとき」という店名は生まれました。
はねときは、羽と木——。
木はコーヒー豆が育つコーヒーの木であり、とりがひとやすみする止まり木でもある。
日常生活のよりどころとして訪れた皆さんが、本で知識を得たり、コーヒーで一息ついたり、悩みを相談したりして、軽やかに羽を広げて飛び立っていける。
そんなつながりを生む場所でありたいと思っています。
〈本と珈琲 はねとき〉のロゴのこと

このロゴは、みんなが書いた文字を使ってつくられています。
完成された一つの形を提示するものではなく、そこに集う人たちの気配や関係性がゆるやかに立ち上がってくるようなものとして考えられています。
文字は一つひとつ独立しながらも、ばらばらになりすぎないように。固定された形を持たず、使われる場面や時間のなかで、その都度、少しずつ表情を変えていくことを前提としています。
少し未完成で、余白があり、人の存在や、時間の積み重なりを受け入れていくこと。
このロゴには、そんな在り方が込められています。
ロゴデザイン:岸田 紘之
暮らしと仕事、福祉の接点となって困ったときは支え合いながら、この場から飛び立つときはみんなが軽やかに、笑顔になれるように。
疲れたときは、この止まり木でいつでも休めるように。
そんな場所を冬のおわりにひらきますので、どうか楽しみにお待ちください。
コンセプト文:原 航平