10月のおすすめ書籍

しばらく雨が続いていましたが、10月に入り天気も落ち着いてきましたね。秋晴れの空を見ると、なんだか心も晴れやかになります。

今月は「世界メンタルヘルスデー」に合わせて本を紹介します。
10月10日は、世界精神保健連盟により「世界メンタルヘルスデー」と定められています。メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的としているそうです。

今回は、メンタルヘルスをより身近なものとして考えられるような本を集めました。日常で起こりえる身近な人へのケアや、自分とどう向き合っていくかなどについて、考えたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたい本を紹介します。



♢雨の日の心理学 著:東畑開人 (KADOKAWA)


突然雨が降り出すように、こころのケアが始まってしまう。著者が言う「雨の日」とは、突然身近な人の具合が悪くなってしまうことを指しています。
実際にケアの担い手になるのは、専門家よりも「身近な人」の方が多いです。誰かの心が突然雨になったとき、自分自身を守りながらどうケアしていくか、そもそもこころのケアとは何かについて、知ることができる一冊です。

♢半うつー憂鬱以上、うつ未満 著:平光源(サンマーク出版)


本書では、憂鬱とも、うつ病とも言いきれない状態を「半うつ」と表現しています。これまで名前がないばかりに見過ごされてきた苦しさにどう向き合っていくか、さまざまな人に向けて教えてくれています。なんとなく不調を実感していながらも毎日頑張っている方が、心と身体を休めるきっかけになるのではないでしょうか。

♢かくれトラウマー生きづらさはどこで生まれたのか 著:井上陽平(ワニブックス)


人の目が気になる、周囲の人の機嫌に敏感など、日々の生活で気になってしまうことはありませんか。これらの背景にある「かくれトラウマ」について、身体や神経系の視点から解説してくれます。自分の性格だから仕方ないと思っていたことも、自分を守るために身に着けてきた生存戦略なのかもしれません。自分の生きづらさについて理解を深めたい方、自分自身との向き合い方を考えたい方におすすめです。