4月のおすすめ本紹介

4月になりましたね。新年度は、新たな始まりへの期待、環境の変化への不安、天候や気温の変化による体調への影響など、心身ともに様々なことが起こる時期のように感じます。

今回は、そんな新年度にリフレッシュしたり、自分と向き合ったりできるような、セルフケアに関する本をご紹介したいと思います。すべてはねときで取り扱っている本なので、気になる本があったらぜひご覧になってくださいね。



♢そもそもセルフケアとは?

日々発生するストレスに対し、自身で対処や予防をしながら心身の状態を整えていくことです。

一言でセルフケアと言っても、その方法は何通りも存在します。気分転換に散歩をしたり、音楽を聴いたりすることもセルフケアの一つです。疲れをとるために睡眠時間を確保する、ゆっくりお風呂に入るなど、普段の何気ない行動もストレス解消に繋がっています。また、専門家に相談したり、心理療法を実践したりすることももちろん有効です。

人によって取り組みやすいものや、何がストレス解消に繋がるのかなどに違いがあると思うので、今回紹介した本を通して自身のセルフケア方法を見つけたり、新しいことに挑戦してみたりするきっかけになればと思います。



♢セルフケアの道具箱(晶文社)  著者:伊藤絵美  イラスト:細川貂々 

心理カウンセラーとして30年以上活躍されている伊藤絵美さんの著書です。セルフケアの方法として100個のワークが挙げられており、わかりやすい言葉で書かれているため簡単に取り入れることができます。身体にも心にもアプローチができるので、自分に合うセルフケアがどれかわからない、とりあえず何か試してみたい、今すぐできる方法を探しているという方におすすめです。
ちなみに当店の本は現在著者の50音順で並んでいるので、同じ著者の本が探しやすくなっています。伊藤絵美さんのセルフケアに関する本は他にも置いているので、興味のある本を探してみてくださいね。




「消えたい」「もう終わりにしたい」あなたへ(紀伊國屋書店)  著者:水島広子  イラスト:細川貂々

「死にたい」ではなくても、もうなんにもしたくない、どこか遠くへ行ってしまいたいという気持ちは、みなさんも感じたことがあるのではないでしょうか。誰しもがその気持ちのグラデーションのなかにいるのに、「死にたい」「消えたい」と感じることや吐き出すことが、どうしてかタブー視されているような、悪いこととして捉えられているように感じることがあります。
本書では、様々な理由から「消えたい」「もう終わりにしたい」と感じてしまう方へ、生きづらさを与える要因や、気持ちを落ち着かせる方法などを教えてくれます。どうして自分がそういった気持ちを持ってしまうのか、ゆっくり自分を知るきっかけになると思います。死にたいという気持ちを持つことは何も悪いことではない、ということを安心して感じられる本です。


♢ケアしケアされ、生きていく(筑摩書房)  著者:竹端寛

「人に迷惑をかけてはいけない」と思うばかりに、自分へのケアが不足しているかもしれません。
本書は「ケア」そのものについて考え、「ケア不足」な社会の現状を知ることができる本です。
第一章のタイトルに「ケア?自分には関係ないよ!」とあるように、「ケア」と聞いても自分事として連想されることはあまりないかもしれません。しかし、読み進めていくと、子どもの頃からの刷り込みや同調圧力などから、無自覚のうちに自分に対してケア不足な状態が続いている可能性に気がつきます。タイトルに「ケアしケアされ」とありますが、誰かをケアする前にますは自分へのケアが必要。セルフケアに加え、社会でのケアの現状について知識を深められると思います。




今回はセルフケアに関する本を3冊紹介してみました。
来月以降も月ごとに違うテーマで本を紹介していく予定なので、これからも見守っていただけると幸いです。

新しい日々に飛び立つみなさんが、それぞれの羽を休めるきっかけになりますように。