9月のおすすめ書籍

シルバーウィークも明け、少しずつ過ごしやすくなってきました。金木犀の香りを感じることもあり、いよいよ秋の始まりですね。
季節の変わり目のいま、いかがお過ごしですか?

さて、今月も本の紹介をさせていただきます。
毎年9月10日から16日は、厚生労働省により「自殺予防週間」として定められています。
はねときでは主にメンタルヘルスに関する本を取り扱っていますが、そのなかには自死・自殺に関する本も含まれています。日程は過ぎてしまいましたが、今月は自殺予防週間に合わせて、当店の本を紹介します。



♢じさつのえほん 絵:山本岬 作:すえひろかずま(つくじか出版)

「死んだらどうなるんだろう?」ということを、考えたことはありませんか。
誰かの死を目にしたとき、死にたいと思ったとき、ぼんやり考えごとをしているとき、ふと抱く「死」への疑問や不安。
そういった気持ちが少しでも和らぎますように。
自殺について、死について考えたとき、手に取ってもらいたい絵本です。


♢自傷・自殺のことがわかる本 著:松本俊彦(講談社)

自傷や自殺についてメディアで報道されることが増え、さまざまな情報が飛び交うようになりました。情報が増えたことにより、偏見や間違った知識を目にしてしまうことも起こりつつあります。精神科医である著者は、自傷行為の研究における第一人者。自傷・自殺についての正しい知識や、どのように回復へつながっていくか、わかりやすく教えてくれる一冊です。


♢私のなかの希死念慮ちゃん 著:芳賀高浩(彩図社)

死にたい気持ちがある・ないではなくて、人は誰しもが「死にたい」という気持ちのグラデーションの中にいる。
学生のとき、師事していた先生からそんな考え方を教わりました。
希死念慮と聞くと難しく聞こえるかもしれないし、私には関係ないと思うかもしれない。けれど実際は自分もそのグラデーションのなかにいるとすると、とても身近なものとも考えられます。
今まで気づかなかった・気がつかないようにしていた、あなたのなかの「希死念慮ちゃん」の存在を知るきっかけになるかもしれません。